ねこ– category –

くろねこは、古びた研究所の片隅で見つけた「ロボットきどうキット」をこっそり装着。 ピコン、と目が光り、しっぽがメカに変わると…なんと猫型ロボットに大変身！ でも、なぜか動きはぎこちなく、最初の任務は「ネジをひとつ探すこと」だった。

森の中の雑貨屋さんで見つけた、やさしいブルーのマグカップ。 それ以来、ネコルはこのマグで飲むハーブティーの時間をとても大切にしている。 ぽかぽか陽だまりの中、目を閉じて一口。 心がふわっととろけるような、そんな幸せなひととき。

ネコル、靴下だけ旅立つ 「…転送魔法、成功……って、あれ？」 魔法陣の上に立っていたネコルは、ふと足元を見て顔をしかめた。そこにはぽっかり空いた空間と、すーすーする足元。 ——そう、靴下だけが転送されてしまったのだ。 「またやっちゃったにゃ……あの...

クロくんの秘密の地図部屋 クロくんの部屋には、世界のあちこちから集めた古地図がぎっしり。海図、山の断面、空想上の島——そのひとつひとつが、クロくんにとっての宝物です。 「この地図、ここに“消えた村”が書かれてるにゃ…？」 夜な夜なランプの明かり...

クロくん、真夜中の大会出場！ 「ナイスカバー、いけるよ…！」 夜の部屋、モニターの光に照らされた黒猫のクロくん。ヘッドセット越しに仲間と連携しながら、画面に集中しています。 手元のマウスはスルスルと軽やかに動き、得意の反応速度でチームをピン...

今日はしろねこちゃんの“おしゃれデビュー”の日。はじめての春服に、ちょっぴり緊張しながらも鏡の前でポーズをとります。 「この色、似合ってるかな……？」 お店のお姉さんに「とってもかわいいよ」と言われて、ほっぺがほんのりピンクに。しろねこちゃん...

職員室のすみっこ。クロくんはパソコンの前に座っていた。 「ここに、ヒントがあるはず……」 モニターには、給食室の見取り図と廊下の時間割表。目を細めて、クロくんはしずかにマウスを動かす。 「あの時間、みんなはどこにいたのか…そして、空いていた教...

ある朝、学校の休み時間。クロくんは楽しみにしていたチョコドーナツを机の引き出しにしまっておいた。 でも、戻ってくると——ドーナツがない！？ 「これは……事件だ。」 手には虫眼鏡、顔は真剣。クロくんの“名探偵モード”が静かにスイッチオン！

「犯人は…この中にいる。」 黒ねこのクロくんは、名探偵。いつも静かに、でもするどく事件の真相を見抜くプロです。 今日は、消えたドーナツ事件の調査中。手にした虫眼鏡で、机の上をじっと観察しています。 「このかじりあと……これは、うしかわくんの好...

「今度こそ……この世界に、完全なる静寂を。」 黒猫の魔王ネコルは、ページの上に静かに立っていた。黄金の王冠、赤いマント、そして輝く魔法の杖。 もう、迷いはなかった。これはすべて、自分の中にある“空白のページ”を埋めるため。 そう。ネコルはずっと...